本当の自分の心の動きや素直な氣持ちをあるがまま表現してみたい方へ。
誰にでもできるシンプルな方法があるのでご紹介します。
まず、画用紙と色鉛筆やクレヨンなどの画材を用意してみてください。
そして、利き手と反対の手で、色を選び、何も考えずに、手の感覚のままに描いてみてください。
右利きなら左手で、左利きなら右手で、色鉛筆やクレヨンなどの画材を、直感とインスピレーションで選びます。
なぜ、利き手と反対側の手で描いてみるのか?
それは、利き手と反対の手は使い慣れていないので、最初から上手く描くことができないからこそ、手が動くままに自由に描けるからです。
手が動くままに任せることで、自分の中でブロックしているものをリラックスして解放することができます。
上手・下手というジャッジがなくなり、ただ楽しんで夢中に描けます。
普段、何気に無意識的に自分を評価し判断していることがあっても、利き手と反対側の手を使って絵を描くことで、自分自身への評価をリセットすることもできます。
そしてこれが、アート表現における氣のヒーリング効果になるのです。
さあ、手が動くままに、色や形を、自由に、画用紙に描いてみましょう。
描き終わったら、絵と沈黙の対話をしてみてください。
絵と沈黙の対話をした後、感じたこと、浮かんだことを、メモしてみてください。
何かの記憶や物語が浮かんだら、それも書き留めておきます。
大切なのは、頭で考えすぎないこと。
ハートで感じるままに、文字として書き出します。
絵を描いて、絵と沈黙の対話をする。
そして、浮かんだことを書き留める。
これを何度でも好きなだけ試してみてください。
最初に描いた絵と、数日後、一週間後の絵が変化していきます。
描いて書いているうちに、次第に、純粋なものが浮かび上がってきます。
やがて、自分の意図していることとは異なる、クリアーな表現ができるようになっていきます。
それはまるで、子供が無邪気に遊びながら表現するかのように。
絵や文章の上手・下手は関係ありません。
誰かに見せたり評価してもらう必要もありません。
ジャッジせずに、楽しむことが大事です。
次第に、優しくて温かい、希望に満ちたメッセージが訪れ始めることでしょう。
このアート表現ワークから得られる体験を、どうか楽しんで受け取ってみてください。
あなたの可能性は無限大です。
あるがままに。
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