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免疫システムを高めよう

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免疫システムを強化する可能性が高い生活習慣を身につけることで、風邪予防だけでなく、長期的な健康維持にも役立ちます。

以下、実際に効果の期待できる方法をいくつか記していきます。

何か一つでもお役に立てるものがあれば光栄です。

 

 

1)自然農法や有機(オーガニック)認証の食材を選びましょう。

 

今、日本国内で流通している農産物には、多量の農薬や化学肥料が使用されています。

それらが長期的に人体にどのような影響を与えるかについては、科学者の間でも見解が異なります。

健康な身体を維持し、スピリチュアリティ(精神性や世界観)を高めるためにも、良質な野菜や果物から栄養を摂取することは欠かせません。

健康維持には、できる限り、毎日の食卓には有機(オーガニック)認証の食材や、自然農法で無農薬栽培を実践している農家が育てた作物を調理して食べるようにすることが大切です。

 

日本の有機(オーガニック)認証の農産物は、農薬や化学肥料に頼らず、遺伝子組み換え技術を使用せずに、環境への負荷をできる限り少なくして土壌で栽培されたものになります。

現在の日本で流通している農薬や化学肥料の中には、海外で既に禁止されているものもありますし、発がん性物質と指摘される化合物もあります。

安全な食材選を選ぶためにも、農薬や化学肥料が使用されていない自然農法や有機(オーガニック)認証のものを選ぶと良いでしょう。

また、加工食品ではなく、加工されていない食材を選ぶようにしましょう。

 

免疫システムを高める食材には、ニンニク、ショウガ、ココナッツオイル、ハーブのオレガノ、発酵食品、クルミ、ザクロ、キノコなどがあります。

これらの食材には、抗ウイルス作用と免疫補助作用があることがわかってきています。

また、野菜や果物の自然な色素には、良質なポリフェノールや抗酸化物質がたくさん含まれています。

彩り豊かな野菜や果物をお皿に盛り付けて、食事を楽しみましょう。

 

 

2)ビタミンC、ビタミンD

 

普段の食生活では補いきれない栄養素があるなら、高品質な栄養補助食品を使って補給することも視野に入れても良いでしょう。

特に、ビタミンCとビタミンDは免疫システムの強化に役立ちます。

最近の研究によると、ウィルス対策にはビタミンD3が注目されているとの報告もあります。

 

栄養素は、単体を大量に摂取するよりも、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質など、複数の栄養素をバランスよく摂取することが大切です。

また、栄養素は、一日の摂取量の目安や耐容量上限値を大幅に超えた量を摂取すれば症状が緩和される、といったものではありません。

一日に必要充分な量、適切な量を摂取する習慣を持つと良いでしょう。

 

 

3)加工食品を避けましょう。

 

精製された白砂糖を含む食品や、加工食品、加工ジュース、遺伝子組み換えされた小麦が含まれる食品、多量のアルコール類は控えるようにしましょう。

これらはすべて免疫システムを抑制する可能性があります。

 

白砂糖への依存は、一種の中毒のようなものです。

たとえば、普段は白砂糖を摂っていないつもりでも、パンを食べる習慣がある人は、パンの中には小麦粉と一緒に砂糖が使用されていますので、知らず知らずのうちに砂糖を取り続けていることになります。

白砂糖を摂ると、一気に血糖値が上がり、急激に下がります。

すると、すぐにお腹が空きやすく、また砂糖の入った食べ物や糖質を食べたくなる衝動が起きやすくなります。

なので、あなたが口にする食べ物の中に砂糖がどのくらい含まれているかに意識を向けることは、心と身体のバランスを保つうえで重要だと言えます。

 

小麦粉を使った食材は、パン、うどん、そば、そうめん、パスタなどの他に、カレーのルーや調味料などにも入っています。

現在、日本で流通している小麦粉のうち、国内産の小麦粉は1割強であり、8〜9割は外国産です。

外国産の小麦粉は、グリホサートなどの農薬を使用する前提で、遺伝子組み換え作物として改良されている小麦粉である可能性もあります。

尚、海外ではグリホサート系除草剤に対する裁判が起こされており、消費者の間で懸念する声が高まっています。

 

小麦粉に限らずですが、「国産」と表示されているものは、日本国内で栽培された食材です。

一方、「国内製造」と表示されているものは、日本国内で加工した食材であり、国産とは異なります。

つまり、外国産のものであっても、日本に輸入して加工すれば「国内製造」と表記できるのです。

食品の成分表示にも気をつけていきましょう。

 

・・・ここで、グリホサートなどの農薬に関連して、興味深い話があるのでご紹介します。

国際ジャーナリストで公文書と現場取材に基づく調査報道で定評の高い堤未果氏の著書「ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか?」(文春新書、2022年12月)によると、裁判沙汰になっているグリホサート除草剤やミツバチの大量死との関係が指摘されるネオニコチノイド系農薬を減らす代わりのものとして、今後浮上してくる次世代新技術による農業がある、と指摘しています。

次世代新技術の農業とは、たとえば、テクノロジーをフルに活用したRNA農薬(遺伝子組み替え農薬)やゲノム編集、農業アプリで農作業の生産から経営管理まで手掛けるデジタル農業などがあります。

しかし、これらの新しい技術を使った農作物に関する長期的な安全性は確立されていません。

また、種や土壌への配慮は十分に成されておらず、今後、多国籍企業群による食糧システムが拡大すれば、当然ながら種や土壌に負荷を与え、引いては地元の農業や産業などローカリゼーションに大きなダメージを与える可能性もあります。

インドの哲学者で種子を守る運動のリーダーであるヴァンダナ・シヴァ博士は、次のように語っています、

「農家を監視し、農業データを収集し、それを再パッケージ化した商品として販売するデジタル農業は、今世界が目指している本来の持続可能な農業とは真逆の方向を向いています。アグリビジネスが仕掛ける新手のカルテルに組み入れられてはなりません」(同書:P205より)

もし、農業のデジタル化が進めば、田畑から現地の小規模農家は追い出され、農村共同体のつながりも分断されるでしょう。

そして、種から育てて収穫し消費者に届けるまでの一連のプロセスのすべてがデジタル化され、多国籍企業に独占されていけば、土地の風土に合った農作物ではないものを人々は食するようになるでしょう。

更に、上記の著書によると、米国のカーネギーメロン大学とカリフォルニア大学では、新型コロナワクチンに使ったmRNA溶液を野菜に移植する「食べるワクチン」の研究が始まっています。

一度、遺伝子組み替えのワクチン入り野菜が商品化されると、レタスや様々な野菜をワクチン化できるので、商業用農地だけでなく一般市民の家庭菜園でも作られるようになるでしょう。

数年前までは誰もが抵抗の強かった遺伝子組み替え食材が、今ではmRNAワクチンの接種によって人々の心理的な抵抗が減り、野菜にまで搭載されるようになっているのです。

 

今、世界では健康とSDGsや環境問題を考慮して、肉を食べないようにする動きがあります。

同書によると、米国で栽培されている大豆の94%は、除草剤の毒性に耐えられるよう遺伝子操作されています。

遺伝子操作され農薬を使用して育てた大豆を使用して作られた人工肉は、確かに原料は大豆なので、植物由来です。

ビタミンやミネラルも添加されているので、栄養バランスが取れているように見えます。

しかし、加工品であるため、乳化剤や結合材のような添加物も多量に使用されています。

長期的な健康維持で見ると、遺伝子操作された食物と農薬と添加物を取り続ければ、肥満やⅡ型糖尿病、がんのリスクも高まる可能性があるでしょう。

尚、赤ちゃんが飲むミルクについても、母体から細胞を採取し、栄養成分を添加して培養した人工の培養ミルクが開発されています。

「製造する際に温暖化ガスを発生させる粉ミルクの害を阻止するため」にと、お母さんの乳房の外で、フラスコの中で細胞を培養した人乳が作られているのです。

 

これは決して対岸の火事ではありません。

前述の同書によると、海の中ではなく研究室の培養液の中で増殖させられた細胞を使って魚を作る研究が米国で成されていますが、それが日本の回転寿司のネタ用として培養トロの開発に着手しているがニュースになっています。

また、日本の大学では、ニホンウナギを細胞から作る研究が始まっています。

蒲鉾などの水産業界においても、海外の企業と提携し、培養魚肉の共同開発が進められています。

 

これからの時代、添加物の入った加工食品をできるだけ避けるのは勿論ですが、更に、遺伝子組み替えの農薬やゲノム編集された食材についても、注視しておく必要があるでしょう。

 

 

4)充分な水分を補給しましょう。

 

体調管理のために、きれいなお水を、一日の中で複数回に分けて、定期的に飲むようにしましょう。

水分は、大量に一気に飲むよりも、少しずつ補給していくことで、体内の水分量を良好に保つことができます。

 

お水のほかに、水分補給には、オーガニックのココナッツウォーター、ハーブティ、緑茶なども健康維持に役立ちます。

緑茶の抽出成分であるEGCG(エピガロカテキンガレート)は、血中のビタミンE濃度と相関関係にあることが科学的にわかってきています。

ビタミンEやEGCGは抗酸化力があり、体内の細胞の損傷を防ぐ効果も期待できます。

いずれも抗酸化物質として健康維持に役立つ栄養素ですので、有機(オーガニック)認証、または、完全に無農薬で栽培した農家の緑茶を飲むと良いでしょう。

 

緑茶の抽出成分には虫歯予防効果があることがわかってきており、海外の歯科医療の現場でも実際に活用されています。

 

ただ、お茶は利尿効果がありますので、体内の水分を保つためにも、適度にお水を飲むことも忘れないようにしましょう。

 

 

5)毎日、新鮮な空気を吸い、適度な運動を心掛けましょう。

 

適度な運動は、バクテリアやウィルスと対抗する免疫細胞の生成を促進します。

外に出て散歩したり、日光を適度に浴びて、健康維持に努めましょう。

もしも、職場などで感染しやすい状況にいるなら、生理食塩水で鼻洗浄することも視野に入れると良いかも知れません。

 

そして、ウィルスを過度に心配するよりも、まずは身体の免疫システムを高めることが何より優先事項です。

自然な身体のサイクルを整えるためにも、外に出て、自然の中で過ごす時間を楽しみ、美味しい空気を吸って、呼吸を大事にしていきましょう。

ゆったりと落ち着いた呼吸は、副交感神経を優位にさせ、リラクゼーション効果を高めます。

深呼吸してリラックスすると、ストレスが解消または軽減されるので、脳の健康維持にも役立ちます。

 

 

6)自然の中で過ごそう。

 

森、山、海など、自然の中で過ごすことで、精神的、身体的なリラックス効果が楽しめます。

今、アメリカなどでもブームになっている森林浴は、実は日本が発祥の地です。

古来から、日本人は森の中に人を癒す力があることを知っていました。

 

不自然な状態が続くと、人間は病気になってしまいます。

森などの自然に身を委ねると、いつの間にか元氣になります。

できる限り、自然な環境に身を置くようにすると良いでしょう。

そして、生来的に持っている自然な人間の性質を呼び醒ますことができるようにしていきましょう。

 

 

7)充分な睡眠を取りましょう。

 

睡眠時間が充分に満たされると、白血球が増える可能性が高まり、免疫力をアップさせる効果が期待できます。

睡眠時間が少ないと、体内の炎症を引き起こし、免疫応答システムを低下させてしまう可能性があります。

なので、ゆったりと体を休める睡眠時間を充分に取りましょう。

 

寝室には、パソコンやスマホなどの通信機器を置かないようにしましょう。

どうしても設置せざるを得ない場合は、電源を必ず切り、枕から50cmから1mは離すようにしましょう。

他の家電製品についても、使用しない時はコンセントからプラグを抜いて、電磁波の流れを減らすようにすることで、より良い睡眠が確保できるようになるでしょう。

 

尚、スマホは、日中で使用しない時間帯は、できる限り飛行機モードにしておくことで、電磁波の影響を軽減することができます。

 

 

8)適切な心のケアをしましょう。

 

ストレスや不安、心配事、恐れなどの感情は、免疫システムを低下させ、病気に罹りやすくする可能性があります。

あなたの体と心を守るためにも、ストレス管理は重要です。 極度のストレスを感じるなら、その場所を避けるようにしましょう。

そして、リラックスして、深呼吸しましょう。

瞑想したり、好きな本を読んだり、音楽を聴いたり、好きなことをして、より高い意識の自分に戻れるよう、自分をいたわり、大事にしていきましょう。

 

アメリカやメキシコなどの海外からの情報によると、最先端の統合医療の現場では、量子物理学と東洋医学の経絡などのエネルギーシステムに基づいた、エネルギー心理学による治療が採用されています。

こうした最先端の精神医療は、自己成長と治癒を妨げる可能性のある思考や記憶、信念体系による感情的な詰まりを解放するためのアプローチとして、注目されています。

これらのことから言えることは、感情的な詰まりを解放することで、身体的な側面の変化が急速に起こり、長続きするということです。

 

また、海外の医療では、マインド・ボディ・コネクション(心と身体のつながり)によるアプローチも研究が進んでいます。

それによると、感情的、または、精神的に不健康なものを持っている人は、身体に強い神経学的なアンバランスが生じる可能性があることが示唆されています。

 

イタリアの医師団の研究よると、心理的なトラウマがあると、人間の脳の一部が傷ついてしまうことがわかってきています。

更に、その傷ついた脳の物理的な部位と相関関係にある場所に癌が発生する、ということを研究で報告しています。

要するに、「心に強いトラウマがあると、体のどこかが癌になる」ということです。

原因は様々ですが、心の状態が体の健康に影響を及ぼししていることは科学的に見ても明らかです。

なので、日頃から、心のケアを大事にしておくようにしましょう。

 

 

9)愛する人たちと連絡を取り合いましょう。

 

良好な人間関係は、あなたの肯定的な感情を満たし、多幸感を高めます。

愛する人たちとのつながりを保つために、連絡を取り合うようにしましょう。

直接会えるなら、顔を合わせて、会って話してみましょう。

 

また、好きな人とハグをすることで、健康状態に良い影響が出ることが科学的にわかってきています。

日頃から、お互いの温かいふれあいを大切にしていきましょう。

 

もしよかったら、遠くに住んでいる大切な友人や懐かしい人たちに、思いやりのある手紙を書いてみるのも良いでしょう。

あなたのひと言、一筆が、相手を勇気づけ、優しい気持ちを思い出させてくれるかもしれません。

 

 

・・・免疫システムを強化し、より健康的なバランスを維持するためににできることは、たくさんあります。

健全な肉体に、健全な精神が宿ります。

あなたは自由意志でバランスが取れた毎日を過ごすことができます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

どうぞ今日一日を健やかにお過ごしください。

あなたとあなたの愛する人々が、真の健康を楽しめますように。

そして、世界中の人々にとっても、健やかで豊かな一日でありますように。

 

 

 

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SHIHOLI

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